ASD特性は感情に左右されたコミュニケーションにストレスを感じる特性ではないかと思っています。
いわゆる是々非々、つまりいいものはいい、悪いものは悪い、という視点を常に持つのが特徴かと思います。
例えば、特定の背景を持った人が来た時に、非論理的な先入観を持って診療に挑む医療従事者はとても多いです。
これは正しい判断を妨げる要因であり、本来は絶対にやってはいけないことです。
こういう時に医師として論理的に正しい判断をすることは、非常に重要なことです。
これは診療だけでなく、チーム医療においてもそうです。
感情に左右されると正しい判断が出来ません。
その一方で感情を理解してうまく周囲とやっていく能力も必要となります。
医師として生きていくには、まずは自分は主体性を持って公平な視点を持っていき、経験により徐々に周囲に合わせて行くことが理想だと思います。