一部の年配の方からは否定的な意見もあるようですが、医師がSNSで発信することは、意義があることが沢山あります。
その代表例が、医学的な内容の情報発信です。
本来であれば、患者さんは主治医から説明を受けて治療を受ける訳ですが、限られた時間の中で全ての説明を受けて理解することが、難しいこともあります。
そういう時に、医師からの生の発信は人々の役に立つことは多いです。
また、近年では悪意がなくても、誤った情報が発信されることもあります。
そういうことが発信されることもSNSのデメリットではありますが、それを修正することを発信することも出来ますので、誤った情報を抑止する役割もあります。
また、専門的な発信であれば本来は学会で行われることですが、非専門医の方にとっては、なかなか学会から情報を得ることが難しいことが多いため、ファクトチェックは必要ですが、案外有用な情報が得られることが多いです。
私自身は、地域医療を通じて経験したことに基づいた発信は、多くの方にとって有用であったことを実感しております。
もちろん、私の特性からの経験による所も、人によっては有用だと信じています。
また、海外からの医療トレンドがアクセスしやすいこともあり、こういう情報はSNSならではの強みです。
このように、医師がSNSを用いて情報発信することは、現代社会においては大きな意義があります。
あとは使い方次第です。